伊落マリーと初詣に行ったよって話
1/1の朝
アロナ(以降🐋)「先生、あけましておめでとうございます!」
僕(以降🍬)「ごめんアロナ。新年最初に挨拶するのはマリーって決めてるから。」
🐋「うわぁ……さすがの私もドン引きです。っと、そうだ先生!モモトークが届いてますよ!マリーさんからです!」
🐋「先生って、モモトークでもそんな感じなんですね……」
アロナが褒めてくれた。
待ち合わせ
待ち合わせ場所に着くとマリーがいた。
マリー「先生、あけましておめでとうございます。」
🍬「マリー!あけましておめでとう!ごめんね?待たせちゃったかな……?」
マリー「いえ、私も今来たところですので大丈夫です。」
時間の30分前にきたつもりだったが待たせてしまったらしい。次は4時間前に来よう。
🍬「そっか、それじゃあはい、これ。」
マリー「これは……?」
🍬「先生からのお年玉だよ。」
マリー「……!?せ、先生?お金は大切にしないとダメですよ……?」
🍬「心配しなくても大丈夫!それはこの日のために用意したマリーのためのお年玉だからね。」
マリー「それでもこの金額は……」
うーん、マリーは優しいからなぁ……
このままだと受け取ってもらえなさそうなので手を繋いでみた。
🍬「そんなことより急いで行かないと混んじゃうよ!ほら、行こう?」
マリー「……!?は、はい!」
ちょっと強引だったかな。
でも、手を繋いで照れたマリーも可愛すぎるよなぁ。
……?マリーが真っ赤な顔で俯いてしまった。
どうやら声に出ていたらしい。
初詣
🍬「うへぇ、すごい人の量だねぇ……」
マリー「みなさん道路まで列を作られていますね。」
やはり元旦から外出するものじゃないなと思いつつ、マリーが楽しみにしているので一緒に並んで待つことにした。
🍬「マリー寒くない?大丈夫?」
マリーが風邪を引いたら大変なので、自分の着ていたパーカーをかけてあげた。
マリー「……っ!?先生が風邪を引いてしまいますよ!」
こんな時でも僕の心配をしてくれるなんて優しすぎる。あまりにも好きだ……
🍬「マリーが風邪引いちゃったら悲しいし、それに大丈夫!だってマリーと手を繋いであったかいからね!」
マリー「も、もう、先生?寒くなったらちゃんと言ってくださいね……?」
そんなこんなでイチャイチャしていたら順番が回ってきた。
スタッフ「次の方前どうぞ~」
二例二拍手一礼。
手順くらい知っている。伊達に引きこもってサマポケをしていない。
マリー「せ、先生?拝むのはあちらですよ?」
間違えてマリーを拝んでしまった。
気を取り直して、今度はちゃんとお参りをする。
🍬「今年もマリーと楽しく過ごせますように。あとスク水とマイクロビキニとゴスロリ衣装を着てくれますように。今後もたまにシスター服と体操服を洗濯させてもらえますように。お風呂も一緒に入ってくれますように。」
隣の一般参拝客「滲み出す混濁の紋章 不遜なる狂気の器……」
うわぁ……変なやつもいるんだなぁ……
おみくじ
参拝も終わったのでマリーとおみくじを買うことに。
マリー「種類が多くて、どれを引くか迷ってしまいますね。」
🍬「うーん、一番普通のおみくじはこの七福神みくじってやつかな?」
🍬「な、なんか大吉引いちゃった……!」
マリー「おめでとうございます、先生。えっと、多くの人から思いを告げられる……ですか……」
複雑そうな表情だ。
🍬「先生はマリー一筋だから心配しなくていいね!」
マリー「……先生、先日ゲヘナの方にも好きって言ってましたよね。」
おっと……?雲行きが怪しいぞ……?
思い当たる節がありすぎる。でもハルナもジュンコも可愛かったし……
🍬「えっと、マリー……?あれはその、違くて……気の迷いというか、その……あっ!待ってマリー!先生が悪かった!もうしないから!置いていかないで……!」
帰り
仲直りをしてマリーと帰路につく。
🍬「そういえば、マリーは神社で何をお願いしたの?」
マリー「一年を無事に過ごせたことの感謝と、新年を迎えられたことの感謝を伝えました。」
普段からお祈りをしているだけあって感謝の言葉を忘れないらしい。
僕は忘れたけど。
🍬「自分のお願い事は……?」
マリー「……まだ、内緒です。」
🍬「気になるなぁ……」
マリー「先生は何をお願いされたんですか?」
🍬「そりゃ勿論スク水……じゃなかった。今年もマリーと楽しく過ごせますようにって。」
マリー「先生?今何か……」
🍬「き、気のせいだよ!」
……後でヒナタかサクラコにでも懺悔しよう。
後日談(おまけ)
画面作成:YuzuTalk